「瑞穂の国の心理療法」とは?

≪日本の伝統的な心理療法≫

 鎌倉時代には日本独自の心理療法がありました。当時から江戸時代まで、社会生活がうまくいかない精神疾患を抱えた人たちは寺社が引き受け、現代風に言えば作業療法や仏教や神道の教義に沿った精神修行などを取り入れた心理療法を行っていたのです。
 その当時のヨーロッパと言えば、精神疾患の患者は異常者として扱われており、犯罪者同様に格子のある牢獄や、そこまでいかなくとも拘束されて部屋に閉じ込め、人間扱いされていませんでした。
 このようにヨーロッパ文明は、歴史的経緯や宗教(特にキリスト教)の影響下で人を差別するような文化を持っていました。しかし、日本は精神疾患を抱えた患者であっても差別することなく、日本的な愛(和の精神)で精神疾患を抱えた人たちを、人として暖かく包み込んでいたのです。


≪現在主流となっている心理学と心理療法≫

 現在、日本で主流となっている心理学と心理療法は、1960年代にアメリカ西海岸ではじまったニューエイジムーブメントの流れに乗って、まるで何かに取りつかれかのように短時間で作られたものばかりです。つまり、ヨーロッパ文化を引きずったアメリカ人の精神性と価値観、それにアメリカ文化特有の思い込みが加わって作られた心理学であり心理療法なのです。それが、現在の日本で主流になっているのです。
 多くの日本人の心理学者や心理療法家(カウンセラーやセラピスト)たちは、このようにしてアメリカで作られた心理学や心理療法が進歩的で素晴らしく、正しい心理学であり心理療法だと、まるで宗教のように無批判に取り入れてしまったのです。そして今では、この考え方がカウンセラーや心理臨床家の養成カリキュラムに取り入れら、心理学者をはじめカウンセラーや心理臨床家たちの間で爆発的に広がっているのです。その流れの勢いは益々強くなっており、クライアントばかりでなく一般の人の心の中にまで、この考え方が正しいものとして浸透してしまったのです。
 この流れは益々強くなっているために、ヨーロッパの伝統的な精神分析や心理学、日本古来の心理療法はほぼ忘れ去られ、アメリカ直輸入のカウンセリングやニューエイジ系のセラピー(様々なタイプがあります)の考え方が、日本人の心や意識に潜入して大きな影響力を及ぼし続けているのです。
この流れを見ていると、まるでニューエイジ系の心理学や心理療法の考え方に、日本人が洗脳されているようにしか見えません。現在では、精神科医もニューエイジ系セラピー(トランスパーソナル心理学・プロセス思考心理学・NLPなど)を治療に取り込みはじめており、その流れは益々広がっています。もうこの流れは、止めることは困難でしょう。
 どうして、このようにアメリカで生まれたニューエイジムーブメントという、たった1つの価値観によって作られた心理学や心理療法が広がり、その結果、日本古来の伝統を踏まえた心理療法の流れが否定され途絶えるに至ったのでしょうか。最近、その根本的な原因が明らかなってきました。


≪GHQの「ウォー ギルド インフォメーション プログラム」による洗脳≫

 みなさんは、日本人としての自分や伝統的日本文化に自信を持っていますか?おそらくほとんどの日本人の答えは、「あまり自信はない」か「分からない」だと思います。そのように感じている人たちは、もし自分が心を病んだとしたら、いま主流になっているカウンセリングやニューエイジ系のセラピーを選択して、日本の伝統的な心理療法は選択しないのでないかと思います。(カウンセリングやニューエイジ系のセラピー以外を探すのは困難だということもありますが・・・。)
 でも、日本の伝統文化や日本の心から生まれる生き方や製品(工芸品や食べ物など)は、世界各国で高い評価を得ており、その評価は年ごとに高くなっています。日本人は自分や日本文化に自信がないのに、どうして世界の人々は日本文化に対する評価が高いのでしょうか?それは、敗戦後のGHQによる洗脳工作によって、(日本人から誇りと自信を奪い、2度と立ち上がれないようにするために)日本の伝統文化や日本人の精神構造を徹底的に否定するような洗脳が行われ、その洗脳思想が学校教育やマスコミを通して全ての日本人の心に刷り込まれ続けているからです。しかも、この洗脳の仕組みが日本の社会制度全体に組み込まれており、敗戦後70年経った今でも日本人自らの手で効率的に洗脳工作が行われているのです。しかし、外国人はそのような洗脳は受けていないので、世界に類がないほど洗練された日本の伝統文化の価値を感じ取ることができるのです。
 このGHQの占領政策の根幹となったのが「ウォー ギルド インフォメーション プログラム(WGIP)」です。最近、WGIPのことを知っている人が少しですが増えてきました。
 WGIPに関する資料は、今まで明らかにされていませんでしたが、占領当時の膨大な公文書が公開され始めており、幾人かの心ある日本人の学者やジャーナリストが膨大な資料を調べ上げ、WGIPの全貌が明らかになってきました。参考文献をご紹介しますので、興味のある方は読んでみてください。とても恐ろしいことが行われていたのです。

*「GHQの日本洗脳」山村明義著、光文社
*「日本人を狂わせた洗脳工作(いまなお続く占領軍の心理工作)」関野道夫著、自由社
*「まだGHQの洗脳に縛られている日本人」ケント・ギルバート著、PHP研究所

 一例を挙げれば、「日本人は精神的に幼稚で不道徳で野蛮である」「だから、日本人に武器を持たせたら何をするか分からない」「日本文化は低俗なので、正しい文化を教え込む必要がある」「アメリカ文化は進歩的で正しく理想的であるから、アメリカ文化とキリスト教を教え込まなければならない」などの方針の基に、学校教育やマスコミ、社会システムを介して組織的に洗脳が行われ、その仕組みが現在でもそのまま残っているので、現在でも洗脳が続いているのです。この洗脳工作によって日本人の心と精神性がどのように歪んでしまったかについて、これらの著作は明らかにしています。


≪アメリカ直輸入のカウンセリングとニューエイジ系のセラピーによる洗脳≫

 このような背景があるので、日本人の心の中に日本古来の伝統文化を踏まえた心理療法は価値のないものだという思い込みが作られ、アメリカ直輸入のカウンセリングやニューエイジ系のセラピーが進歩的で理想的なものだと崇拝する思い込みが生まれ、これらが主流になっていったのです。ですから、現在の心理分野ではこれらの考え方を批判できない雰囲気が蔓延しています。このようにして心理学者、カウンセラーやセラピストたち自身が洗脳され、洗脳された心の専門家たちに従っているクライアントも洗脳され続けており、この流れは益々強まっています。振り返れば、この社会現象は必然的な流れだったと言えます。
 臨床心理士を含めて、様々な民間団体で養成されたおびただしい数のカウンセラーやセラピストと称する人たちが排出されています。でも、日本人の心の状態は悪化し続けています。アメリカ人が作った心理療法は、アメリカ人の精神性には合うかも知れませんが、日本人の精神性には全く適合しないからだと考えています。
 心のバランスを失って病んでいる人が、このようなアメリカ直輸入のカウンセリングやセラピーを受けると、真の解決ができないばかりか、アメリカ由来のカウンセリングやニューエイジ系のセラピーの考え方が正しいと洗脳されて、益々本当の自分からの乖離は大きくなってしまいます。
 私の目から見ると、このような状態は異常であり日本人の心にとって極めて危険で深刻な事態が進行しているとしか思えません。心を病んだクライアントが、洗脳されたカウンセラーやセラピストに更に洗脳されている現状を見ていると、私は居たたまれない気持ちになります。気づいていないとは言え、このようなことをしているカウンセラーやセラピストたちが行っていることは、犯罪行為に相当すると私は考えています。


≪瑞穂の国の心理療法とは?≫

 日本人の心の病は日本人としてのアイデンティティー(自己同一性)が失われて心のバランスを失い、自分が何なのかも分からずに、浮草のように心が彷徨っているからこそ起こります。
 日本人の心の安定を取り戻すためには、いくつかの段階を経て日本の伝統文化の底に流れる日本の心を取り戻すことが不可欠です。この過程は根気のいる取り組みになりますが、日本人としてのアイデンティティー(自己同一性)を回復して、真に自分らしい人生を取り戻すことでしか、生まれてきた本当の目的や存在している意味を理解することはできません。この理解が深まるからこそ、心の健康を取り戻すことができるのです。メンタルサポート心理相談室が提示する「瑞穂の国の心理療法(トラウマセラピー)」は、真に日本人の精神性に適合した、日本人による日本人のための心理療法です。(ニューエイジの考え方に洗脳されたカウンセラーやセラピストの姿は日本人に見えますが、精神構造はアメリカ人的になっています)
 「瑞穂の国の心理療法(トラウマセラピー)」の最終目標は、個人の心が日本の伝統文化の心とつなげることです。そのためには日本の伝統的な心理療法だけでは十分ではありません。日本の伝統文化の心とつながるためには、胎児期を含めた乳幼児期の親(特に母親)との関係で作られたトラウマ(心的外傷)の課題を解決することと、GHQの洗脳とアメリカ直輸入のカウンセリングやニューエイジ系セラピーによる洗脳を解かなければなりません。でも、この胎児期と乳幼児期のトラウマの課題を解決する方法と、GHQやニューエイジ系のセラピーによる洗脳などの問題は、日本の伝統的な心理療法が作られたときには存在しませんでした。
 この2つの大問題を解決するためには、日本人を洗脳した国が作った心理学やセラピーではできないことはお分かりだと思います。そこで、日本人の精神性に真に適合した心理療法が必要になるのです。
以下に、「瑞穂の国の心理療法(トラウマセラピー)」の基本的な取り組みの流れを以下に示します。

【第1段階】
 自分にも胎児期から乳幼児期にかけて母親との関係でトラウマ体験があるので、誰でも本当の自分を守るために仮の適応人格を作りました。この適応人格の意識が自分だと思い込んでいると気づくために、個人セッションで面接と様々なワークを行います。
 そして、自分だと思い込んでいた仮の人格の思考内容が、本当のことを誤魔化すための幻想思考であることに気づきを深め、この幻想思考を壊しながら手放していきます。この自分だと思い込んでいる仮の適応人格の意識は「自我」と呼ばれている人格です。
【第2段階】
 トラウマ体験のときに作り出されたネガティブな感情と恨み(「トラウマの心の闇」と呼んでいます)が、心の奥に大量に蓄積されていることを実感して、その「トラウマの心の闇」を感じて表現しがら「心の闇の浄化」を進めます。
【第3段階】
 この2つのプロセスを繰り返しながら、仮の適応人格(自我)と「トラウマの心の闇」の下に抑圧・封印されている本当の自分の人格(自己)を救い出して、本当の自分が何を感じ、本当は何をしたいのかを感じていきます。
【第4段階】
 自己を救い出すことで、自我が自己を否定するように脳に刷り込まれた(洗脳されていた)様々な歪んだ思考を手放すことができるようになります。家庭(親)や学校・マスコミなど社会から洗脳されましたが、この洗脳の根本起源はWGIPなので、この洗脳を最終的に外していかなければなりません。
【第5段階】
本当の自分(自己)を救い出すことと、洗脳によって歪んでしまった自我の歪んだ思考を正すことで、初めて自己(心)と日本の伝統文化の心がつながり、日本人としてのアイデンティティー(自己同一性)を確立できるようになります。
【第6段階】
 このような過程を踏んで自由になった自己(心)は、過去のトラウマや社会から受けた様々な洗脳思考の影響を受けなくなります。そして、目の前にいる人や目の前に広がるに世界に対して、真に主体的に係れるようになれます。


 この6段階の階段を一歩ずつ進む過程は、短時間では達成できません。この過程を進むためには、「自己を取り戻す」という強い意志と、気づきの力と根気が必要です。でも、この過程が進むにつれて、今まで悩まされていた様々な心身の症状や生き辛さは徐々に解消されていくことを経験すれば、進もうとしている方向は間違っていないという確信が深まっていくので、更に集中して取り組めるようになります。
現時点で、このように体系的に組み立てられた真に日本人の精神性に適合した心理療法は、「瑞穂の国の心理療法(トラウマセラピー)」しかないと確信しています。