身体感覚麻痺

 

 不感症(性的快感を感じない、性的エクスタシーに達しない)の問題を抱えている人は少なくありません。

 不感症の原因は、乳幼児期の親子関係で感じた不快感、辛い感覚、恐怖感などを感じないように「感じない」選択をして、全ての身体感覚を麻痺させたことに遡ります。でも、この事実をほとんどの人(医師やカウンセラーも)は気づいていません。

 身体感覚麻痺が強い人は全ての感度が鈍くなり、食べ物の味がよく分からなかったり、風景にモヤがかかっているように見えることを自覚している人もいます。
 5感の感度を麻痺させて感覚が鈍くなると、「快・不快の全ての感覚」が感じににくくなります。このような状態になっていることが「性的不感症」の根底にあります。

 もし、性的快感が深まり、本当の「性的エクスタシー」に達すると身体感覚麻痺が解けて、乳幼児気に感じたネガティブな身体感覚やイメージが噴出してしまいます。そうならないために、セックスのときに「性的快感が深まらない」ように、そして「性的エクスタシー」に達しないようにブロックしているのを自覚している女性は多いと思います。

 詳細の説明は避けますが、これ以外にも「性的エクスタシー」に達しない原因が幾つかあります。

 * 性的快感を感じてしまうと「男性に支配させる」ことになっているために、セックスで性的快感を感じることに屈辱感 (拒否感)があること。

 * 成熟した女性の性的感覚を実感しないように、「性的エクスタシー」に達しないと決めている。
   などです。

 不感症の状態を改善するためには、先ず乳幼児期に身体感覚麻痺を作り出したときの「感じない」選択を変えることが不可欠です。次に、人に近づき人間関係を深めるのを邪魔しているいくつかの選択を変える必要があります。