これは自分の感情、欲求、欲望に気づいていない状態をいいます。子供たちは、自分自身の内側から発せられる信号を理解する為には、安全で健康な情動のモデルとなる親が必要です。家庭環境が暴力的(情動的・肉体的・性的・アルコール中毒など)であると、その家庭の子供たちは、身を守るためにもっぱら外部にだけ目を向けなければなりません。そのようにしているうちに、自己の内的世界が形成されず、その結果自尊心を生む力を失ってしまいます。健康な内的世界がないと、人は外部で満足を見出すしかなく、果てのない放浪の旅を続けるのです。このような行動は、幼い頃の欲求が満たされなかったことを示しています。そのために自分が誰であるか分からなくなっているのです。