3.分かりづらい心理的虐待
メンタルサポート心理相談室のクライアントさんの約3〜4割の方は、幼少期に親から明らかな身体的虐待を受けていません。しかし、その結果あらわれた症状は、暴力を受けた人と同じなのです。虐待で問題なのは、心理的虐待(支配・コントロール)を受けた人でも身体的虐待を受けた人と同じような症状が出るのですが、クライアントさん自身に虐待を受けたという自覚がないことです。子どもは『私は親から愛されたはずだ。』と思いたいものです。心理的虐待を受けたクライアントさんは、重い症状を抱えながら、なかなか心理的虐待の事実を納得できない人が少なからずいます。そのような方は、『いっそのこと、殴ってくれればよかったのに!』と言う方すらいるのです。このように心理的虐待は分かりづらい形で、どこの家庭の中に浸透して、気づかれないように心に傷を残します。心理的虐待(支配・コントロール)は、身体的虐待より回復しづらい残酷な虐待なのです。